ブログ

Blog

なぜ片づけできないの? ― 大きな原因のひとつはあなたの価値観

「どうして私は片づけできないのだろう?」 そう自問自答したことはありませんか?

私は何度もあります。片づけようとして失敗する度に

「私はだらしない、そういう性格だから」「時間が足りなかったから」「またすぐに使うものは出しっぱなしにしておいた方が便利だから」などとさまざまな理由を挙げて自分を納得させていました。

今、自分で片づけできるようになってみるとわかります。 あなたが片づけできないでいる、その原因の1つは、あなた自身の価値観。

目次

片づけと価値観ってどんな関係がある?

片づけられない

価値観とは、私たちの行動や判断の基準となり、大切にしている考え方のこと。片づけに関係する価値観の例としては、

1. 「もったいない」という価値観 :親や先生から「モノは大事にしなさい」と言われて育ったので、使わないものでも捨てるのはもったいない、まだ使える、いつか使うかも、などと考えて捨てられない。
2. 「モノを所有していること=豊かさ」という価値観:今の日本ではあらゆるモノが安価で豊富に手に入るし、モノを所有せずにサブスクで楽し無という選択肢もめる。しかし、親たちが育った時代には、多くのモノを所有することイコール豊かという価値観が一般的だった。ただでもらえるものはもらわなければ損だ!とか安売りされているなら買わなければ損!と考えてモノが増えてしまう。
3. 「思い出は形に残すべき」という価値観:思い出の品々を捨てることが、その経験や人間関係を軽んじることだと思われて、整理できない。
4. 「完璧主義」という価値観 :「きちんと」片づけることにこだわる、完璧にできないならやらないほうがマシだと考えてしまう。

価値観はどのように形成される?

これらの価値観は、私たちが育った環境や文化、時代の背景、家族や教育者からの教え、自分自身の過去の経験などによって形成されます。親などの価値観を無意識のうちに引き継いでいることも多々あります。

(片づけが苦手という方は、子どもの頃、親や先生の言うことを素直によく聞く真面目な子だったということがよくあります)

価値観を見直してみましょう

「モノを大切にする」「思い出を残す」など、どの価値観もそれ自体は悪いものではありません。しかし、そのために家が散らかってしまい居心地が悪い、恥ずかしくて友達を家に呼べない、探し物に時間を取られてイライラする、掃除や炊事に時間がかかるなど困っているなら、あなたの価値観をあらためて確認してみましょう。
あなたの価値観を深掘りして向き合い、価値観を修正・微調整することで、片づけが進む可能性は大です。

ただ、価値観を変えるのは正直なところ難しいことも多いです。私の経験では、すぐに納得して新しい価値観に変えられることもありましたが、「そうはいっても・・・」と何度も考えて、自分に言い聞かせ、少しづつ試して、その結果やっと「それ(新しい価値観)でいいんだ」と納得するという価値観もありました。

まとめ

あなたは価値観に沿って行動しています。無意識のうちに形成された価値観、それ自体はなんら悪いことはありません。ですが、散らかっている部屋を片づけようとした時には価値観が邪魔をする。

あなたの片づけがうまくいかない時、頭のなかで価値観と「片づけよう、片づけなくちゃ」という気持ちが戦っているのです。それで知らず知らずのうちに片づけに集中できなくなって疲れて投げ出してしまったりするのです。

この記事が、あなたのお片づけへの新たな視点となり、自分の価値観を見直すきっかけになればうれしいです。
自分ひとりで考えても煮詰まってしまい、ぐるぐると新しい価値観を受け入れることができない・変わることができない。
そんな時には気軽にお声がけください。

この記事が参考になったなら
ぜひLINEの友だち追加をお願いします。

SHARE
シェアする

ブログ一覧

ページの先頭へ